【実録】実家片付け奮闘記② 台所(キッチン)から始めよう!手順は5つ

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実家の片付けはできればやりたくない、でも親に任せておいても解決しない、そういう悩みはありませんか?

実家は親の家。片付けの順番は重要です。毎日使う場所から片付ける、台所(キッチン)からが鉄則です。でも、調理器具の他食料品や在庫などが保管されていて片付けは容易ではありません。

実家は築40年、収納にたくさんのものが保管されていたため、いつも使う鍋や調味料は床に置かれている状態。親が安全に暮らすために毎日使う台所から片付けることにしました。

この記事では実際にキッチンを片付けた経験から、失敗しない実家の片付けのコツを紹介します。実家の片付けの準備や心構え、不用品の処分に至るまでの情報は実家の片付けどこから始める?【完全ガイド】で詳しく紹介しています。

この記事を書いた人

・終活ライフケアプランナー

・80代の両親が住むゴミ屋敷手前の実家の片付けを実施

・「実家の片付けは、親がこの先の人生を快適で安全に過ごすためのもの」をモットーに日々奮闘中!

ヒロラニです
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なぜ台所から片付けるのが良いのか?

実家は台所から片付けるのがオススメです。その理由は以下のとおりです。

台所から片付けるのがオススメの理由
  • 毎日使うところだから。親が安全に暮らすため
  • 片付いた後の快適さを実感しやすく、片付けに前向きになれるから
ヒロラニ

台所から片付けを始めたら母がヤル気になりました!

台所の片付け手順5ステップ

台所の片付け手順は以下の5ステップです。

台所の片付け手順

STEP
収納の中のものを出して並べる

作業スペースを確保するために床に近い下から上の順番がオススメ

STEP
同じものはまとめ、「使うもの」と「使わないもの」に分ける
STEP
食料品は賞味期限切れのものを段ボールに入れる

処分は最後にまとめてやる

STEP
それぞれの置き場所を決めて収納する
STEP
「使わないもの」を処分する

食料品は廃棄。食器などは捨てる前に売れるものがあれば買取業者に査定を依頼してみる

台所を片付ける時の心構え

実家の台所を片付けるときの心構えを紹介します。

台所を片付ける時の心構え
  • 時間に余裕を持たせる(一気にやらない)
  • 導線を確保し安全な空間にする
  • 完璧を求めない

実録|台所の片付け

片付けを始める前の準備

まず、片付けを始める前に準備。ホコリやカビなどから体を守るために不織布のマスク、ゴム手袋、ゴーグルもしくはメガネを用意。

収納グッズは事前に準備しなくてOK。実際に片付けしているうち収納グッズが出てきました。収納グッズもゴミになる可能性があります。

床に近いところから片付ける

まず作業スペースを確保して安全に片付けをすすめるため床に無造作に置かれていたものから片付けをスタート。

散らかった台所の床
なんでも床に置く母。足の踏み場がない状態
散らかった台所の床
どこに何があるのか把握できない状態

床に散らかり放題に置かれたものを横にずらして片付けてみると、埃まみれになった消火器が!

もし火災が起きていたら、消化器は見つからなかったと思うと……

埃まみれの消火器
埃まみれになった消火器が見つかる

片付けを始めると同じものがあちらこちらから。浅漬けの素、お酢、めんつゆ各3本。賞味期限切れのものはひとまず段ボールへ移動。

スポンジ、タワシ、ラップ、ビニール袋、などそれぞれ10個以上、あちらこちらに散らばっていたので、使う分だけまとめ、それ以外のストックは上の収納にお引越し。

下の収納の中の片付け|中のものをすべて出して外へ

家を建ててから40年。その間一度も引越していないため奥の収納は何が置いてあるのかわからず、不気味な感じ。

手前のものをすべて出してみると……

汚れているコンロ下

新聞紙がべったり張り付いて取れない!吐きそうな汚なさ。

ステンレスのタワシでこすってなんとか綺麗にしようとしたけど、途中で断念。

掃除している高齢の母
母がやる気になり無心に掃除

すると、母がやる気になり無心にこすり始めピカピカに

綺麗になったシンク下

シンク下は、防虫シートを敷いて汚れと虫を避け衛生的に。

食料品が保管されている収納の中を整理

缶詰やレトルト食品など色々無造作に詰め込まれている。全て外にだして賞味期限切れのものは段ボールへ。

3分の2以上が賞味期限切れ

缶詰は段ボール1箱分賞味期限切れ。缶は錆びているものが多数。

収納から溢れている食料品
扉を開けたら食料品がなだれ落ちてきた

賞味期限切れの缶詰が段ボール1箱強。中には缶が錆びているものも。

賞味期限が切れた缶詰多数
賞味期限切れの缶詰が段ボール1箱分。缶は錆びていた

賞味期限内かつ今後必要になるもののみ保管することにしました。

ヒロラニ

この後、母が缶詰を開けて中身を捨てていました。これにこりてストックを大量に他のするのをやめてほしい…

生ゴミの臭いは強烈なので、臭わない袋に詰めて可燃ゴミとして捨てました。

上の収納の片付け|中のものをすべて出して外へ

手が届かない上の収納にはたくさんのお重、空箱、無料でもらった未使用のグラスなどがぎっしり。

収納扉の中

全部出してみて母に「お重は何個残す?お正月用に3段でいい?」と聞き、残りはゴミ袋へ。そうめん用の未使用のガラスの器や空き箱など9割がゴミ袋へ。

食器の片付け

台所が片付いたので、次に台所とリビングとの間の備えつけの収納を片付けることにしました。

収納はオープンスペースにも食器がぎっしり。

地震で食器が落ちて片付けることが多かったので、安全性の確保のために食器は収納の中に保管。

大量の食器は、両親が必要なものだけを残し、あとは処分することにしました。

食器については【実家の片付け】大量の食器の断捨離方法で紹介しています。

今回、ブランド食器はなかったのですべて処分しましたが、ブランド食器がある場合は捨てる前に買取業者に出張買取を依頼してみるのがオススメです!

実家に買取業者がくると母が身構えてしまうと思ったので、事前に自分で試してみました。私自身も初めての出張買取だったので、買取大手の「バイセル」と「福ちゃん」に同じものを査定してもらいました。

結論から2社ともしっかりとした会社で強引さや怪しさは全くありませんでした。初めてで不安な方には業界最大手、上場企業の「バイセル」、大手で交渉もしたいなら「福ちゃん」をオススメします。実際の出張査定の様子やリアルな査定額や口コミ評判は「福ちゃんレビュー」「バイセル レビュー」で紹介しています。

迷ったら2社とも査定を依頼して高い方で買取してもらうのがオススメです。

実家の片付け|台所から始めて良かった!

丸2日間で台所はスッキリ片付きました。

翌朝母は慣れず、砂糖の場所がわからず新しい袋を開けてしまいました。

でも、4週間後に母から「片付いていると気持ちいいわね」という言葉が! 汚すぎて吐きそうなりましたが、その言葉を聞き感動しました。そして片付いたままをキープしているとのことでした。

実家の片付けは台所からがオススメです。

次回の帰省でリビングを片付ける予定です。実家の片付けはまだまだ続く……

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