80代の両親が住む実家は6LDK。2階はほぼ物置になり、家族で帰省しても泊まる場所がなくホテルに宿泊する状態。
このままではゴミ屋敷になってしまう……地震がきたら物が落下して危ない。安全なはずの家の中が危険な場所になってしまう!
誰がやる?私しかいない、と実家の片付けを決意しました。
大変!実家のリビングがもので溢れている
大晦日を少しでも快適なお家で年を越したい!とリビングの片付けをスタート。
10年前に兄がプレゼントしたソファは物が山積みにおかれ、座れるスペースはゼロ。所狭しと置かれたテーブルの上に物・もの・モノ……
紙類は捨てようとしたら、箱の中に登記簿が!危うく捨ててしまうところでした。
片付け始めると未使用の大量のマスクと除菌シートを発見!不織布、カラーマスク、布マスクなど様々な種類があり、まるでマスク専門店のよう。
モノには住所を決める。置き場所が決まっていないと在庫数が把握できないため、不安になり買ってしまうことに。
片付けていると賞味期限が2009年のお菓子を発見。この日だけで30ℓ×5袋。
大晦日はいつもより快適に過ごせました。
兄弟の部屋は物置部屋に!実家の片付けは段取りが重要
2階にある8畳×4部屋のうち、兄と妹の部屋は物置になりドアが開かないほどの状態。2日目(元旦)は物置部屋を片付けることにしました。
実家はあくまでも”親の家”。自分の家とは異なるので、手順を決めて取り掛かることにしました。
- ビフォーの写真を撮る
- 不用の基準を親と共有する
- 不用かどうかは親が決める(勝手に捨てない)
- 保管・不用・保留にわける。それぞれを置くスペースを決める
- 不用品を処分する
- アフターの写真を撮る
ビフォーの写真を撮る
実家の片付けは、かなりの大仕事。終わった後に達成感を得るために、ビフォーの写真を撮ることをオススメします。
テレビが入っていた段ボールとその中に発泡スチロール、床が見えないくらい何層も重なってものや紙類が置かれていました。お歳暮やお中元でいただいた贈答品の箱は埃がかぶって箱が黄ばんでボロボロに。
食料品はほとんど賞味期限切れでした。
不用品の基準を親と共有する
不用と考える基準は、親と子では異なります。あらかじめ基準を決めておくとスムーズです。
我が家で決めた基準を紹介します。
- 賞味・消費期限切れ
- ダブっているもの
- 使いにくいもの
- 使わないもの
基準を決めたら紙に書き、見えるところに貼り不用かどうかを判断するときに使います。
「捨てる」という言葉は使わない。「一旦手放す」がオススメ。ダブっている場合は、「どっちを残す?」と聞く。
保管・不用・保留に分ける(置き場を決める)
親世代は手放すことに慣れていないので、保管・不用を決めかねる場合は、一旦「保留」にするのがオススメ。少し時間をおくとスムーズに手放せるようです。
不用品を処分する
物置部屋2部屋で、可燃ゴミ 45ℓ×5袋、不燃ゴミ 45ℓ×2袋、コタツ×3、スーツケース大2のゴミが出ました。
コタツとスーツケースは自治体の回収サービス(無料)を予約することにしました。1度に5点までなので片付くまで時間がかかるのが難点。
実家が遠い、忙しい場合、不用品の処分は回収業者を頼むと一気に片付きます。
アフターの写真を撮る
片付けが終了したらビフォー・アフターを比べると片付いたことがわかります。片付けは疲れますが、綺麗になるとモチベーションがUP。
実家の片付けは長期戦で
実家の片付けを決意して、実践開始。物の多さに気が遠くなりそう3日間でしたが、12袋以上ゴミとして処分できました。反省点は、親に対して強い口調になってしまったり片付かないことにイラッときてしまったこと。
言葉選びの重要さを実感。「捨てる」ではなく「一旦手放す」、同じようなものは「どっちを残す?」と選ばせる、など。実家の片付けは長期戦を覚悟して戦略的に進めるべし。
「保管」「不用」「保留」の区別に力を注ぎ、不用品回収は業者に依頼すればストレス減。次回はもっと戦略的に進めたいと思いました。先は長い……
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